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PIC16F84A
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今回の回路では83MHzの電波を制御コードで断続させて受信回路を動作させます。
制御コードはPIC16F84Aのソフトウェアで作るので、ソフトを変更すれば簡単に制御コードを変更することができます。
制御コードを選択するための入力にはRA0およびRA1を使用し、発振回路の制御にはRA4を使用しています。
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高周波発振および高周波電力増幅用トランジスタ ( 2SC1906 )
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高周波発振器および電力増幅には2SC1906を使用しています。
高周波を扱うのでfT(最大遮断周波数)の高いトランジスタを使います。2SC1906のfTは600MHz〜1000MHzです。ここまで高い必要はないのですが、手元にあったので使用しました。2SC1815のfTは約80MHzですが、83MHzを発振させることはできました。
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3端子レギュレータ ( 78L05 )
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この送信機は+9Vの電池で動作させています。
+9VからPICの電源(+5V)を作るために3端子レギュレータを使用しました。
100mAタイプです。
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レゾネータ
![](picture/pic6_6415.jpg)
PICのクロックを作るための発振素子です。セラミックの発振子とコンデンサが内部で組み合わされています。
発振周波数は4MHzにしています。PIC16F84Aは最大20MHzのクロックで動作させることができますが、今回の回路では高速な動作はさせていません。
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ダイオード
![](picture/ckt25_38.jpg)
これはスイッチ動作によるPICの入力を制御するためのダイオードです。今回は整流用のダイオードを使用しましたが流れる電流が少ないので、1S1588などのスイッチングダイオード(Io=120mA)を使用することもできます。
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コイル
![](picture/pic6_84_61.jpg)
0.6mm径の錫メッキ線を4.6mm径の棒(プラスドライバ)に7回巻き付けたものを使用しています。中間タップ(電源の接続点)はコレクタに接続する側から4巻半の位置にしています。コア付きのコイルボビンを使用することもできます。
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ICソケット
![](picture/pic6_133.jpg)
PIC16F84Aに使用する18ピン用のICソケットです。
丸ピンタイプを使用しましたが、ピンを挟むタイプを使うこともできます。
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抵抗器
![](picture/ckt30_47.jpg)
1/8WでOKです。
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セラミックコンデンサ
![](picture/srm1_519.jpg)
発振器の共振回路には高周波特性の良いセラミックコンデンサを使用しています。
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積層セラミックコンデンサ
![](picture/ckt30_48.jpg)
不要な高周波が回路動作に悪影響を防ぐためにこのコンデンサでバイパスさせます。
10000pFと比較的容量が大きいですが、小型です。
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プリント基板
![](picture/pic6_84_11.jpg)
ユニバーサル基板を必要な大きさに切って使っています。
高周波回路を扱う場合には配線の長さも回路の動作に影響するので、本当はプリント基板を使用した方がよいです。
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スタッド
![](picture/ckt30_412.jpg)
プリント基板をケースに固定するために使用しました。
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電池
![](picture/pic6_84_13.jpg)
9Vの電池を使いました。006Pというタイプです。
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電池プラグ
![](picture/pic6_84_14.jpg)
9Vの電池の電極は特殊なプラグで接続するようになっています。
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スイッチ
![](picture/pic6_84_15.jpg)
このスイッチは電源の投入と制御コードの選択を兼ねています。ノンロックタイプで押している間だけコードで制御された電波が出ます。
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ケース
![](picture/pic6_84_16.jpg)
今回の送信機はアクリルを折り曲げて作ったケースに入れました。
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電池用クッション
![](picture/pic6_84_17.jpg)
電池をケース内に固定するためにスポンジを拭きました。私は厚さく6mmのスポンジを使用しました。
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