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放熱器の取り付け
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放熱器にFETを取り付けるとき、発熱量を考慮して取り付け位置を決めました。2SJ471のON抵抗は25mΩ、2SK2956のON抵抗は7mΩです。ですから、同じ電流が流れた場合、2SJ471は2SK2956に比べ、約4倍の熱が出ることになります。
そこで、熱の出る2SJ471を放熱器の上側に取り付け、2SK2956より広い面積を放熱に割り当てました。熱は上に上がるので若干低い位置に取り付けています。本当は熱を発生させて、温度分布を測定すれば良いのかも知れませんが、そこまではしていません。感覚的に決めました。 |
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FETの熱が放熱器に伝わり易くするためにシリコングリースをFETに塗って取り付けています。
2SJ471、2SK2956ともモールドタイプなので、絶縁用のシリコンラバーは必要ありません。 | ![](picture/ckt30_811.jpg) |
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![](picture/ckt30_812.jpg) | 配線の線材が太いので、FETの足に負担がかからないようにビニールの紐で線材をしばっています。 |
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ケースの穴開け
![](picture/ckt30_82.jpg) | FETを放熱器に取り付け、FETがケースの内側に入るように穴を開けます。放熱器に3mmのメスネジをタップを使って作り、FETおよびケースの取り付け穴にします。 |
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入力コード固定用サポータ
![](picture/ckt30_83.jpg) | DC12Vの入力コードはインバータを使用しないときマジックテープで束ねるようにしました。マジックテープをケースに固定するために0.5mm厚のアルミ板を適当な大きさに切って使用しています。マジックテープは布なので、サポータを付けないと固定できません。 |
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制御部の取り付け
![](picture/ckt30_84.jpg) | 今回使用したケースはトランスを収容するとほとんど一杯なので、制御部は正面パネルに取り付けました。 |
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入力側の配線
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線が太く、場所が狭いので、ハンダ鏝がビニール線の被覆に触らないように注意が必要でした。
ハンダ鏝は80Wのものを使用しました。小さなハンダ鏝では太い線をハンダ付けすることはできません。 |
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出力側の配線
![](picture/ckt30_86.jpg) | FETのドレーンからの線はトランスの端子で接続しました。放熱器のところでドレーン同士を接続しても良いのですが、今回はスペースが狭いので、各ドレーンから線を伸ばし、トランスの端子で接続しています。 |
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